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志望動機

会社が入社後の動きを想像できる志望動機の作り方

立派な言葉を並べるより、何が気になって自分から何をしたかを書きます。過去の行動から、入社後もやりそうなことを伝えます。

「社会に貢献したいです」

「御社の理念に共感しました」

「お客様を笑顔にしたいです」

全部まともです。

そして面接官は、その日だけで何回も聞いているかもしれません。

一方、

「はんだ付けが好きです。接続できないと原因を探すのが面白いです。匂いも好きです」

急に人物が見えます。

志望動機で大事なのは、立派さより「この人は入社後もこう動きそう」が見えることです。

肩書きより「なぜ動いた?」を見る

バイトリーダー。

部活動。

資格。

表彰。

もちろん使えます。

でも肩書きだけでは、本人が何に反応して動く人なのか分かりません。

そこで、

何が気になったか。

なぜ放っておけなかったか。

自分から何をしたか。

その結果、何が変わったか。

を足します。

すごくない経験でも、行動の癖は出る

アルバイトで、新人が同じミスを繰り返していた。

口頭だけでは覚えにくそうだった。

そこで、自分でよくあるミスをメモにした。

作業前に見られるようにした。

この話は全国大会優勝ではありません。

でも、

「困りごとを見つける」

「原因を考える」

「仕組みにする」

という動きが見えます。

会社は、入社後にも同じ動きをするかを想像できます。

変わった本音は消さなくていい

はんだの匂いが好き。

ゲームの仕組みを分析してしまう。

壊れた物を分解したくなる。

動画を何度も直すのが苦ではない。

チェックリストを作りたくなる。

こういう「なぜかやってしまうこと」は材料になります。

そのままでは仕事とつながらない場合は、1段だけ翻訳します。

「はんだの匂いが好き」

→ 手を動かし、原因を探して直す作業が好き。

本音を消して「社会貢献」へ漂白しなくていいです。

全員を同じ白シャツの志望動機に着替えさせる必要はありません。

過去から未来へ一本つなぐ

書く順番はシンプルです。

  1. 自分がやりたいこと
  2. そう思ったきっかけ
  3. 実際にしたこと
  4. そこで分かった自分の特徴
  5. 入社後にどう使いたいか

たとえば、

「人が動きやすくなるよう手順を整えることが好きです。アルバイトで新人向けの確認メモを作りました。御社でも、現場の困りごとを見つけ、作業しやすい形へ直す仕事に生かしたいです」

なら、過去と未来がつながります。

AIは経歴を盛るより、共通点探しに使う

AIへ、

アルバイトでやったこと。

学校で自然にやったこと。

人に褒められたこと。

夢中になったこと。

を箇条書きで渡します。

そして、

「この経験に共通する行動を出して」

「会社で再現できそうな強みを出して」

と頼みます。

AIに架空のリーダー経験を生やしてもらう必要はありません。

盛るより掘る。自分のログから出した方が強いです。

志望動機は、会社へのラブレターではない

会社を褒めるだけで終わる必要はありません。

自分は何に反応する人か。

どう動く人か。

その動きが、この会社の仕事でどう使えそうか。

ここが見えれば、会社は入社後を想像できます。

「御社が好きです」より、「入ったらこう動きます」が見える志望動機の方が仕事の話になります。

志望動機は「好きです」で終わらず、入社後の動きまでつなぐ

会社側が知りたいのは、会社を褒める言葉の量だけではありません。

何を見て興味を持ったか。自分の経験のどこがつながるか。入社後に何をやってみたいか。ここまでつながると、働く姿を想像しやすくなります。

たとえば工場見学で設備の自動化が印象に残ったなら、「先進的で魅力を感じました」だけで終わらせず、「学校で改善活動を経験したので、現場の効率化に関わりたい」まで進めます。

『御社の理念に共感しました』だけだと、理念がモテすぎて応募者全員と付き合っています。

会社の特徴、自分の経験、入社後の行動。この3点がつながると、借り物ではない志望動機になりやすいです。